タロット「カップ(聖杯)」全カードの意味一覧|愛と感情の物語を完全網羅

タロットカード

どうも、「運アゲ姐さん」です。

前回は情熱の「ワンド」を解説しました。
今回は、タロットの中で最も恋愛相談に出てくる「カップ(聖杯)」全14枚を一挙に解説します。

カップは「水」の属性。
これは「愛・感情・受容」の物語です。
論理や理屈ではありません。
「好き」「悲しい」「嬉しい」といった、形のない心の動きを読み解くのがカップの役割です。

恋愛運や相手の気持ちを知りたいなら、このページは必読です。
感情の波に溺れないよう、しっかりとナビゲートします。

1. カップの物語(数札 1〜10)

まずは「状況」や「心の動き」を表す数札です。
エースで「愛」が溢れ出した後、その感情はどのように変化していくのでしょうか。
恋愛ドラマのようなストーリーを追っていきましょう。

カップのエース:愛の源泉

  • 正位置: 愛の始まり、溢れる感情、妊娠、純粋な喜び、受容、直感
  • 逆位置: 愛が枯れる、失恋、情緒不安定、一方通行、自分を愛せない

雲から出た手が、水が溢れるカップを持っています。
理屈抜きの「好き」という感情が湧き上がってくる状態。
新しい恋の始まりや、妊娠・出産の予兆としてもよく出ます。

姐さんの翻訳
【正位置】「理屈じゃない。心が震えるならそれが答えだ。愛を受け取りな。」
【逆位置】「心が乾いてるね。自分を満たさずに、他人に水を求めちゃダメだよ。」

カップの2:相思相愛

  • 正位置: パートナーシップ、対等な愛、和解、契約、相思相愛、協力
  • 逆位置: 仲違い、不釣り合い、誤解、破局、信頼関係の崩壊

男女がカップを交換し、誓いを立てています。
お互いの気持ちが通じ合い、対等な関係が結ばれる状態。
恋愛成就はもちろん、ビジネスでの良きパートナーシップも表します。

姐さんの翻訳
【正位置】「おめでとう、二人の心がガッチリ噛み合ったぞ。最高の相性だ。」
【逆位置】「噛み合わないね。相手に求めすぎてない? 一度話し合いが必要だよ。」

カップの3:祝杯と女子会

  • 正位置: 乾杯、グループ交際、女子会、共有する喜び、祝宴、解決
  • 逆位置: 仲間外れ、浮気(三角関係)、飲み過ぎ、ハメを外す、噂話

3人の女性がカップを掲げて乾杯しています。
深刻な話ではなく、ただ「楽しいね!」と盛り上がっている状態。
合コンや飲み会など、複数人でワイワイする場にツキがあります。

姐さんの翻訳
【正位置】「難しい話はナシだ。今は仲間と飲んで騒げ! 楽しむことが開運だよ。」
【逆位置】「ただの傷の舐め合いになってない? 悪口大会は運気を下げるよ。」

カップの4:倦怠と不満

  • 正位置: 不満、マンネリ、無関心、チャンスを見送る、退屈、引きこもり
  • 逆位置: 重い腰を上げる、新しい関係、気付き、スランプ脱出、誘いに乗る

差し出されたカップを無視して、腕組みをして座り込んでいます。
今の環境に飽きてしまい、新しい提案にも心が動かない状態。
贅沢な悩みですが、本人は「なんか退屈」とふてくされています。

姐さんの翻訳
【正位置】「贅沢な悩みだね。幸せは目の前にあるのに、不貞腐れて見ないふりかい?」
【逆位置】「やっと目が覚めたか。さあ、その差し出された手を取りな。」

カップの5:喪失と悲しみ

  • 正位置: 失望、後悔、失恋、ネガティブ思考、損失、悲観的
  • 逆位置: 再起、希望が見える、立ち直る、過去を受け入れる、古い友人の助け

倒れた3つのカップを見て、黒い服の人物が嘆いています。
しかし、後ろにはまだ2つのカップが残っています。
失ったものばかりに目を向け、残された希望に気づいていない状態です。

姐さんの翻訳
【正位置】「こぼれた水(過去)は戻らない。いつまで下を向いてるんだい?」
【逆位置】「顔を上げな。あんたにはまだ、大切なものが残ってるはずだよ。」

カップの6:過去と郷愁

  • 正位置: 思い出、再会、純粋な心、子供時代、復縁、故郷、プレゼント
  • 逆位置: 過去への執着、大人になれない、古いやり方、甘え、成長が必要

子供たちが花入りのカップを手渡しています。
昔のアルバムを開くような、懐かしく温かい気持ち。
初恋の人との再会や、同窓会での出会い、復縁の暗示として強く出ます。

姐さんの翻訳
【正位置】「懐かしい風が吹くよ。童心に帰って、素直な気持ちを思い出してごらん。」
【逆位置】「思い出に逃げるのはおよし。過去は美化されているだけかもしれないよ。」

カップの7:迷いと幻想

  • 正位置: 妄想、非現実的、選びきれない、優柔不断、現実逃避、多くの選択肢
  • 逆位置: 決断、目が覚める、現実を見る、目標が定まる、迷いが晴れる

雲の中に浮かぶ、宝石や城が入ったカップを見て迷っています。
あれもこれもと欲張りすぎて、結局何も選べない状態。
その選択肢のほとんどは、現実味のない妄想です。

姐さんの翻訳
【正位置】「夢を見るのは楽しいけど、地に足をつけな。それ、全部は手に入らないよ。」
【逆位置】「そろそろ現実に戻る時間だ。一番大事な一つだけを選びなさい。」

カップの8:決別と旅立ち

  • 正位置: 次のステージへ、潮時、手放す、精神の探求、卒業、潔い別れ
  • 逆位置: 未練がましい、戻ってくる、現状維持、逃げ出せない、諦めが悪い

積み上げたカップを置いて、月夜の山へ去っていく後ろ姿です。
嫌いになったわけではないけれど、「ここは私の居場所じゃない」と悟った状態。
より高い精神性を求めて、現状を卒業する潔い別れです。

姐さんの翻訳
【正位置】「未練はないな。今の場所はもう十分味わった。新しい自分を探しに行け。」
【逆位置】「まだここにいたいの? 腐れ縁を続けても、心は満たされないよ。」

カップの9:満足と成功

  • 正位置: 願望成就、満足、裕福、快楽、自信、ツキがある状態
  • 逆位置: 貪欲、自己中心的、不満が残る、見栄っ張り、暴飲暴食

9つのカップを並べ、商人が満足そうに腕を組んでいます。
別名「ウィッシュカード」。個人の願いが叶う最強のラッキーカードです。
ただし、少し自己中心的で「自分だけ良ければいい」というニュアンスも。

姐さんの翻訳
【正位置】「おめでとう。お前の勝ちだ。成功の味を存分に噛み締めな。」
【逆位置】「自分だけ良ければそれでいいのかい? 独り占めしてると人は離れていくよ。」

カップの10:家族の幸せ

  • 正位置: 平和、結婚、マイホーム、完全なる調和、円満、ハッピーエンド
  • 逆位置: 家庭内のトラブル、すれ違い、仮面夫婦、孤独、見せかけの幸せ

虹がかかった空の下で、家族が幸せそうにしています。
カップの9が個人の幸せなら、10は「みんなの幸せ」。
結婚、円満な家庭、地域社会との繋がりなど、永続的な幸福を表します。

姐さんの翻訳
【正位置】「最高のハッピーエンドだ。愛する人たちに囲まれて、もう何も心配いらない。」
【逆位置】「外ヅラだけ良くてもダメだよ。家族との心の繋がり、忘れてないかい?」

2. カップの人物図鑑(コートカード)

次は「人物」を表すコートカードです。
カップの住人は、基本的に「優しくて、感受性が豊かで、少しムード屋」な人たちです。

カップのペイジ(少年):夢見るロマンチスト

  • 正位置: 純粋、甘えん坊、想像力豊か、芸術肌、妊娠の知らせ、直感的
  • 逆位置: 依存的、傷つきやすい、現実逃避、誘惑に弱い、未熟な感情

カップから顔を出した魚に話しかけている少年です。
素直で可愛いですが、少し現実離れした不思議ちゃん。
恋愛では、ポエムのようなLINEを送ってくるタイプです。

姐さんの翻訳
【正位置】「ピュアな弟分だね。計算なんてできない、素直な気持ちを受け止めてあげな。」
【逆位置】「かまってちゃんになってるよ。察してほしいオーラを出すのはやめなさい。」

カップのナイト(青年):白馬の王子様

  • 正位置: 優しい、アプローチ、プロポーズ、ロマンチスト、平和主義
  • 逆位置: 優柔不断、ナルシスト、嘘つき、流されやすい、感情的

カップを捧げ持ち、白馬に乗ってゆっくり近づいてきます。
女性が憧れるような甘い言葉を囁く、恋愛のプロフェッショナル。
ただし、雰囲気に酔いやすく、優柔不断な一面も。

姐さんの翻訳
【正位置】「お迎えが来たよ。彼からの甘い言葉に、素直に酔いしれていい時だ。」
【逆位置】「口だけ達者な男にはご用心。その優しさ、本物か見極めな。」

カップのクイーン(女王):慈愛の聖母

  • 正位置: 包容力、献身、感受性、直感、良き妻・母、癒やし
  • 逆位置: 依存体質、情緒不安定、ヒステリック、尽くしすぎ、秘密主義

世界で一番美しいカップを見つめる、愛情深い女性です。
相手の全てを受け入れる海のような優しさを持っています。
しかし、愛が深すぎて相手と同化し、依存してしまう危うさもあります。

姐さんの翻訳
【正位置】「すべてを包み込む女神だね。あんたの愛で、彼を癒やしてあげな。」
【逆位置】「重たい女になってない? 相手のためと言いつつ、自分が安心したいだけだろ?」

カップのキング(王様):寛大な人格者

  • 正位置: 穏やか、精神的に成熟、カウンセラー、責任感、芸術家、寛容
  • 逆位置: 冷淡、二面性、感情を抑圧、アルコール依存、不誠実

波に浮かぶ玉座に座りながらも、服は濡れていません。
激しい感情の波をコントロールできる、精神的に成熟した男性です。
怒鳴ったりせず、静かに話を聞いてくれる理想の上司や夫。

姐さんの翻訳
【正位置】「頼れる大人の男だ。感情的にならず、静かに諭してくれるよ。」
【逆位置】「何を考えてるか分からないね。笑顔の下で、冷たい計算をしてるかもしれないよ。」

3. まとめ

カップの世界、いかがでしたか?
全体を通して言えるのは、「自分の心(感情)を大切にしろ」というメッセージです。

嬉しい時は喜び、悲しい時は泣く。
感情を押し殺さず、素直に表現することで、愛のエネルギーは循環します。
理屈で考えすぎて動けない時は、カップのカードを見つめてみてください。
あなたの心が、本当の答えを教えてくれます。

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