どうも、「運アゲ姐さん」です。
今回解説するのは、タロットの2番「女教皇(THE HIGH PRIESTESS)」。
このカードが示しているのは、感情に任せて動くことではなく、冷静に立ち止まる「静止」の力です。
イケイケドンドンで進もうとするあなたの前に立ちはだかり、彼女は冷ややかな目でこう言うのです。 「で、作戦はあるの?」と。
今回は、このカードが示す「あえて動かない」という最強の戦略について解説します。
1. まずは「一般的に言われていること」
多くのサイトや入門書では、このカードはこう定義されています。
- 正位置: 知性、神秘、直感、静止、プラトニック、勉学
- 逆位置: 神経質、ヒステリー、批判的、孤立、無知
【よくある捉え方】
このカードは、「ブレーキ」や「クールダウン」の役割を持っています。 正位置なら「冷静に状況を見ている」「精神的な結びつき」と捉えます。 逆位置なら「情緒不安定になっている」「頭でっかちで批判ばかりしている」という、ちょっと扱いにくいニュアンスになります。
基本は「クールビューティー(知的な女性)」のカードだと思ってください。
でも、これだけだと「冷たそう」「何考えてるか分からない」で終わってしまいますよね。
ここから、私のリーディングのコツをお伝えします。
2. 姐さん流・リーディングの極意
「表情を見るな。『手に持つ書物と背後の幕』を見ろ」
彼女は冷たいのではありません。「見極めよう」としているだけです。
私が鑑定で真っ先に見るのはここです。
【注目のポイント:手にある書物(TORA)と、背後のベール】
彼女の手には「TORA(トーラ=律法・真理)」と書かれた巻物があります。
でも、その一部は隠されていて、全部は見えません。
さらに、彼女の背後にはベール(幕)があり、その向こう側の景色(水面)を隠しています。
これは何を意味するか。
「まだ、すべての情報をオープンにする時ではない」ということです。
このカードが出た時、相談者は「白黒つけたい!」「早く結果が欲しい!」と焦っていることが多いです。
ですが、この絵柄への答えは一つ。 「今は動くな。情報が足りないし、時期尚早だ。」
勢いよく飛び出すのではなく、一度地図を確認する。
もし逆位置で出ているなら、それは冷静さを失って「感情だけでキーキー喚いている」か、「知識をひけらかして他人を見下している」状態なんです。
3. 現場で使える「超・リーディング」(シチュエーション別)
では、その「静止の戦略」をどう使うか。私の「リーディング例」を出します。
【恋愛編】相手の気持ち・今後の展開
■ 正位置:『プラトニックな観察期間』
- 読み解き: 相手はあなたに好意を持っていますが、それは「性的な衝動」や「勢い」ではありません。「この人は信頼できるか?」「精神的に合うか?」を慎重に見極めようとしています。簡単には落ちない「高嶺の花」状態、あるいは奥手になっている状態です。
- 姐さんの助言: ガツガツ攻めるのは逆効果です。ボディタッチや露出もNG。今は「知的な会話」や「精神的な繋がり」を重視してください。「この子とは話が合うな」と思わせたら勝ちです。
■ 逆位置:『情緒不安定で、批判的』
- 読み解き: 相手は今、虫の居所が悪いです。あなたの些細な言動が気に食わず、心の中で減点方式の採点をしています。「なんで分かってくれないの?」というヒステリックな感情や、冷たい拒絶が見え隠れします。
- 姐さんの助言: 今は触らぬ神に祟りなし。変に機嫌を取ろうとしても、「そういう所がウザい」と思われます。相手の精神状態が落ち着くまで、少し距離を置いて静観するのがベストです。
【復縁・複雑愛】元カレ・不倫関係
■ 正位置:『秘めた想い。今は静かに待て』
- 読み解き: 復縁においてこのカードが出たら、「沈黙」が金です。相手もあなたのことを静かに思い出していますが、まだ動き出すタイミングではありません。不倫関係の場合、決して表には出さない「秘密の関係」として、精神的な深まりを見せます。
- 姐さんの助言: 連絡したい気持ちをグッと抑えてください。今こちらから動くと、「やっぱり感情的な人だ」と幻滅されます。ミステリアスな部分を残しておくことで、相手の関心を惹き続けられます。
■ 逆位置:『疑心暗鬼と潔癖さ』
- 読み解き: 「本当に私のこと好きなの?」「他に女がいるんじゃない?」と疑心暗鬼になっています。あるいは、相手の欠点ばかりが目につき、「やっぱり無理かも」と心が冷めている可能性もあります。
- 姐さんの助言: 潔癖になりすぎていませんか? 相手を完璧な理想に当てはめようとすると、関係は壊れます。一度、自分の感情をノートに書き出すなどして、クールダウンしてください。
【仕事編】転職・独立・プロジェクト
■ 正位置:『リサーチと計画の時』
- 読み解き: バリバリ働くというよりは、「デスクワーク」「研究」「計画」に向いている時期です。直感が冴えているので、企画立案や問題解決には最適。資格取得の勉強を始めるのも大吉です。
- 姐さんの助言: 会議では、あえて聞き役に回ってみてください。周りの意見を分析し、最後にズバッと核心を突く発言をする。それが今のあなたの評価を爆上げします。
■ 逆位置:『完璧主義すぎて進まない』
- 読み解き: 細かいことが気になって、仕事が前に進みません。「ここがダメ、あれもダメ」と自分や他人を批判ばかりしていませんか? 視野が狭くなり、ミスを過剰に恐れている状態です。
- 姐さんの助言: 60点でいいから出してください。机上の空論で悩んでいても、現場は動きません。批判家になるのではなく、プレイヤーに戻りましょう。
【金運・投資編】買い物・契約・ギャンブル
■ 正位置:『知識への投資は◎』
- 読み解き: 衝動買いは収まり、堅実な使い方ができます。特に、本、教材、セミナーなど「知識」にお金を使うのは最高のリターンを生みます。投資も、直感とデータ分析が噛み合い、良い判断ができるでしょう。
- 姐さんの助言: 欲しい服を買うより、そのお金で一冊の本を買ってください。今のあなたに必要なのは「着飾ること」ではなく「中身を磨くこと」です。
■ 逆位置:『ストレス発散の散財』
- 読み解き: 普段我慢している反動で、どうでもいいものにお金を使ってしまいそうです。あるいは、知識がないのに「なんとなく」で投資をして損をする暗示があります。
- 姐さんの助言: レジに行く前に、深呼吸を3回。「これ、本当に必要?」と自分に問いかけて。その買い物、ただのストレス発散じゃないですか?
【人間関係編】友人・家族・職場の空気
■ 正位置:『信頼できる相談役』
- 読み解き: ベタベタした付き合いではなく、適度な距離感を保った大人の関係が築けます。あなたは周囲から「口が堅く、賢い人」と思われています。秘密の相談を持ちかけられることも増えるでしょう。
- 姐さんの助言: 無理に愛想笑いをする必要はありません。あなたの魅力は、その「媚びない姿勢」にあります。分かる人には分かります。
■ 逆位置:『壁を作って孤立』
- 読み解き: 「周りはバカばかり」と見下していませんか? あるいは、自分から壁を作って「どうせ私なんて」と殻に閉じこもっています。周囲はあなたを「扱いにくい人」と敬遠しているかもしれません。
- 姐さんの助言: 少しだけ、ガードを下げましょう。完璧な人間なんていません。弱みを見せることは、恥ずかしいことではありませんよ。
【決断・タイミング編】進むべきか、引くべきか(YES/NO)
■ 正位置:『NO。今は待て(様子見)』
- 読み解き: 答えは「WAIT」です。今は動く時ではありません。情報が不足しているか、時期が熟していません。直感が「やめておけ」と言っているなら、それに従うべきです。
- 姐さんの助言: 焦って答えを出そうとしないで。時間が解決してくれることもあります。「保留」にする勇気を持ってください。
■ 逆位置:『NO。考えすぎで動けない』
- 読み解き: 答えは「NO」ですが、それは状況が悪いからではなく、あなたが考えすぎて動けなくなっているだけです。迷宮入りしています。
- 姐さんの助言: 一度、頭を空っぽにしてください。理屈で考えすぎると、直感が死にます。考えない時間を作ることが、解決への近道です。
4. 【メンタル・深層心理編】本人はどう思っている?
■ 正位置:『静かなる覚悟と洞察』
- 読み解き: 表面的には静かですが、内面では深く物事を考えています。自分の使命や、本当に大切なものは何かを悟りつつある状態。「一人になりたい」という欲求が強まっています。
- 姐さんの助言: 一人の時間を大切にしてください。スマホの通知を切って、読書や瞑想をする。それが今のあなたのメンタルを最強にします。
■ 逆位置:『情緒不安定なヒロイン』
- 読み解き: 心がざわついています。「私はこんなに傷ついているのに」という悲劇のヒロイン症候群になりがち。感情の起伏が激しく、自分でもコントロールできていません。
- 姐さんの助言: そのイライラの正体は、「分かってほしい」という甘えかもしれません。誰かに分かってもらおうとする前に、自分で自分を認めてあげましょう。
5. 【コンビネーション編】隣のカードで意味が激変する
女教皇は「2」。対立やバランスを表します。
- 女教皇 × 魔術師(I)
- 意味: 「理論と実践の融合」
- 読み方: 完璧なペアです。魔術師が動き、女教皇が計画する。車の「アクセルとブレーキ」が正常に機能している状態で、物事は最短ルートで進みます。
- 女教皇 × 女帝(III)
- 意味: 「キャリアウーマンとお母さん」
- 読み方: 女性性の対比です。女教皇は「仕事・知性」、女帝は「家庭・豊穣」。これらが並ぶと、仕事と結婚の間で揺れ動く心理や、独身女性と既婚女性の対立を表すこともあります。
- 女教皇 × 隠者(IX)
- 意味: 「完全なる引きこもり」
- 読み方: どちらも内向的なカード。二人だけの世界に閉じこもるか、研究やオタク趣味に没頭します。恋愛でこれが出ると、お互いに奥手すぎて全く進展しません。
まとめ:要するにこういうこと
女教皇が出たら、「感情で動くな、頭を使え」という合図です。
焦る必要はありません。 書物(ルール)を確認し、ベールの向こう側が見えるまでじっと待つ。 その「待てる胆力」こそが、大人の女性の最強の武器になります。

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